SEO対策で、昔から重要視されてきた被リンク。誰かが自分のサイトを紹介してくれることです。昔は、どんなサイトでも被リンクの数が多ければ評価されてきました。しかし、今のGoogleでは被リンクが多ければ多いほど評価されるわけではないというです。そこで、重要なキーワードがリンクジュースです。
リンクジュースとは
発リンクと被リンクといった、ページを紹介する側とページを紹介される側という関係があります。Googleは、被リンクが多いページは多数のサイトから指示されているとみなして評価を上げてきました。しかし、SEO対策として内容のないページを作って自分のページをリンクさせるような自作自演を行う人が増えたせいで被リンクの数だけでは判断されなくなりました。では、何で判断しているのかというと発リンクのページが持つ価値です。価値のあるページが紹介したページには、発リンクページの価値に相当した価値が被リンクページに与えられます。その価値というのがリンクジュースと呼ばれているのです。例えば、100人の子どもが評価した絵より、ピカソ１人が評価した絵のほうが価値があるというように、評価する人数ではなく評価する人を重要視するようになったのです。ただし、被リンクの数も多ければ多いほど、評価されるのには間違いがありません。
リンクジュースには関連性も重要
被リンクが多ければ多いほどいいし、価値のあるページからリンクされれば分けてもらえるリンクジュースも多いと言いましたが、なんでもいいわけではありません。先ほど、ピカソの例を出しましたが、ピカソが絵の評価をするとその絵の価値は上がりますけど、サッカー選手の評価をしたとします。ピカソがいくら有名なすごい人であっても、ピカソは芸術家でありサッカーとは何も関連していませんので、そのサッカー選手がサッカーで脚光を浴びることはないでしょう。話がそれてしまいましたが、重要な事は発リンクと被リンクのページのジャンルが関連していないのならば意味が無いということです。
リンクジュースを他のページに与えると自分のページの価値は減る？
リンクをされるのは価値を分けてもらえるので、全く問題なくてむしろ大歓迎なのですが、自分が誰かのリンクを貼る場合のリンクジュースについて考えていきます。
しかし、リンクジュースで価値が減る場合もあります。それは内部リンクの場合です。内部リンクをしたら、した分だけ均等に価値を分け与えることになりますのでそのページの価値は減ります。それが、有益なページならまだしも内容の無いページだったなら、価値を捨てていることになりかねません。
リンクジュースで損をしないための対策
外部リンクでは、されるのもするのも損はすることはないですので考えなくていいです。しかし、内部リンクでは影響が出てきますので今一度自分のサイトを見なおしてみてください。実は、内部リンクというのは大抵のサイトはどのページにもたくさんあるものです。例えば、お問い合わせページ・ログインページ・プロフィールページ・利用規約ページ等たくさんあります。今、例で挙げたページを検索で上位に出したいと思いますか？出す意味無くないですか？知らないうちに自分のページの価値をこれらのページに分け与えているのです。
rel="nofollow"
リンクに価値を与えない方法として、rel="nofollow"という方法があります。
<a href="http://technolog.com/" rel="nofollow">テクノログ</a>このように<a>タグの中に書きます。これを書くことによって、このリンク先は有益なページではないとGoogleに伝えることが出来るため、リンク先に価値を与えないでリンクさせることが出来ます。
[bm url="https://support.google.com/webmasters/answer/96569?hl=ja" description="「nofollow」は、「このページのリンクをたどらない」や「このリンクをたどらない」といった指示を検索エンジンに与える手段の 1 つです "]特定のリンクに対して rel="nofollow" を使用する - Search Console ヘルプ[/bm]
さいごに
リンクジュースの説明をしてきましたが、厳密にどのくらいのSEOに影響があるかはGoogle社の一部の人しか知りません。また、それも頻繁に変わっているように思えます。この外部リンクに関しては昔からSEO対策の重要度は高いと考えられてきて、今でも数多くの人が対策し続けています。ただ、自分のページが外部からリンクされるというのはきっと有益な情報を載せることができているということでしょう。良いコンテンツを載せ続けていろんなサイトと良い交友関係を築くことが大事なのではないでしょうか。
